不動産投資　「利回り」

不動産投資をしている方であれば当たり前に知っている「利回り」
でも知らない人にとっては何とも難しい印象を受けるのではないでしょうか？

利回りとは
「元金に対して1年間に得られる金額の割合」
です！
はい、分かりにくいですね。。でも他に言い方が思い浮かびません。
また利回りには「表面利回り」と「実質利回り」があります。

具体的に不動産で例えるとこの様な感じです。
【表面利回り】
・購入価格：１２００万円
・年間賃料：１２０万円
　　　　　　⇩
１２０万円÷１２００万円×１００＝１０％

これは１年間の賃料（１２０万円）が購入価格（１２００万円）の１０％と言う事を意味します。
そして賃料（１２０万円）で購入価格分（１２００万円）を得ようと思うと１０年かかる、と言う事になります。
但し、不動産を買うときには税金や手数料、持っている時にも税金や管理費などの経費がかかります。
それらを加味して計算したものを「実質利回り」と言います。

【実質利回り】
・購入価格：１２００万円
・諸経費：２００万円
　⇒合計：１４００万円

・年間賃料：１２０万円
・諸経費：５０万円
　⇒差し引き：年間賃料　７０万円

７０万円÷１４００万円×１００＝５％

これは１年間の賃料（７０万円）が購入価格（１４００万円）の５％と言う事を意味します。
そして賃料（７０万円）で購入価格分（１４００万円）を得ようと思うと２０年かかる、と言う事になります。倍になりましたね。。。

投資用不動産を購入しようとするときは「実質利回り」で利回りを見る必要があります。
ネットで出ている情報はほとんどが表面利回りですので要注意です！！

利回りだけで物件を選ぶのはダメな買い方ですが、最低限の利回りが無いと購入対象になりませんね。