難しいとはわかりませんがお金の増やし方を教えてください。

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難しいとはわかりませんがお金の増やし方を教えてください。

 

「お金の増やし方を教えてください。」

この答えが簡潔に返ってくるのであれば一度聞いてみたいと思うのでは無いでしょうか?

誰もが考えるお金の悩みを解決してくれる本を紹介します。それがこちら

著:山崎元

 

こちらの本ではお金を考えるうえで注意しなくてはならない点やお金を増やすコツを分かりやすく解説しています。

詳しくは本を手に取って読んでみることをお勧めしますが、「資産運用の鉄則」について要点をまとめたものをご紹介します。

 

【素人が必ずはまる罠】

・「お金のプロ」を信じてしまう。

お金のプロと言われる証券マン、銀行員、生命保険外務員、FP、不動産業者、これらの人たちを信じてはいけないとされています。

ポイントは

『相談をしている人』『商品を売る人同じ人』の場合、絶対に信じてはいけない

と言う事です。

 

ものを勧めてくる人がそれを販売することで得られる手数料があるという事を知らなくてはなりません。

・買ってはいけないものを買ってしまう

まず、理解しなくてはいけないのは『資産運用』『お金儲け』は一緒のものでは無いという事です。その様な中で『資産運用』と称して大きくお金を増やそうとして買ってはいけない商品に手を出してしまう事が多いです。

・外貨預金,外貨建て保険,FX(外国為替証拠金取引)
・○○型の投資信託
・積立型生命保険
・ファンドラップ口座
・新築ワンルームマンション

など

これらの商品がいけない、と言うよりもこれらの商品を売る人が何を目的に売ってくるのかを理解しなくてはなりません。

それは、ずばり「手数料」です。

販売をしている人たちはそれを売ることで得られる手数料を目的としています。

手数料ハンターの餌食にならないように注意しなくてはなりません。

 

【素人でもできる投資の鉄則】

・お金を適切に守ること

前段でもお伝えしましたが『資産運用』『お金儲け』は一緒ではないのですが、それと同じように『資産運用』『投資』も一緒ではありません。

投資は少ない資金で大きな利益を出すことが目的であるのに対し、資産運用の目的は「自分のお金を適切に守る(減らさない)」ことにあるのです。

プロの投資家と同じことを『資産運用だ』と思って実行してしまうと許容範囲を超えたリスクを負う事になってしまい、資産を守るどころか無くしてしまう事になりかねません。

 

・ほったらかし資産運用

一気に買って必要な時に売るというやり方。

その中でリスクを分けて資産を分けると良いと記されています。

【無リスク資産】

①普通預金

現金です。日々の生活費の3~6か月分は最低限現金として持っておく必要があります。

②個人向け国債変動金利10年

10年で満期になる日本国債です。満期時には100%元本保証され、満期までの間は利払いがされます。

【有リスク資産】

①先進国株式インデックスファンド

②国内株式インデックスファンド

この2つの投資信託を①:②=6:4の割合で保有することをお勧めしています。

 

リスクを考えるときに「何の商品を買うか」でリスクを分散しがちになりますが、そうではなく「どれくらいの金額を置くか」でリスクを分散しコントロールすることが大切だと述べています。

具体的な金額としては万が一失っても生活に支障がない金額を想定しその金額の3倍まではリスク資産に置いても良いとしています。つまりリスク資産に置いても良いのは『損失許容額の3倍まで』にしておかなくてはなりません。

 

さらに詳しい内容は是非手に取って見てください!

 

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