日本人のためのお金の増やし方 大全

書籍
広告

『お金』は人生において最も重要なテーマの一つです。

生活の中で「最も大きな喜び」そして「最も大きな落胆」のほとんどがお金に関係していると言っても良いでしょう。

今、抱えている悩みもお金があれば解決するものがほとんどではないでしょうか?

・会社に行きたくない
・人間関係に悩んでいる
・将来が不安

いかがでしょうか?これらの悩みは「お金がない」と言う事から生じている悩みではないでしょうか?

 

世の中の金持ちがお金持ちでいられるのか。それは彼らが「マネーゲーム」と言うゲームのやり方を知っているからに他なりません。マネーゲームに勝つことはマネーゲームのやり方を知ることしかありません。

こちらの本にはその問題を解決できる方法が丁寧に記載してあります。

お金に対する考えを根本から変えよ!

皆さんはお金をどのように認識していますか?

100円玉を見て「価値は100円だ」と思っていませんか?

お金持ちはお金を見て「そこに書かれた価値しかない」とは思っていません。それをとみなしやがて金の生る木として見ています。

今手元にあるお金は将来大きなお金になる力が込められているのです。

今、持っている100円を無駄遣いする毎に将来できるであろうお金の生る木をつぶしているのと同じと言う事です。

だからこそ、お金の生る木の種である今のお金を大切にしなければなりません。1日100円でも1000円でも積み立てていけば将来は複利と利率の力で大きな金額へと成長していく事になるのです。

例えば1日100円を66年間複利で貯金した場合

5%⇒1930万円

10%⇒2億7000万円

になるのです。これが複利と利率のパワーなのです。

かの有名なアインシュタインは

「複利は人類の最高の発明である」

と言っています。その強力なパワーを利用しない手はないのです。

66年も待てないという方は1日の金額を100円から1000円、2000円、3000円と増やしていく事で期間を短くすることが可能になります。

 

そのパワーを使うために必要なのは根本的な考え方を変えることです。

100円を使うたびに、それは将来の1万円を潰しているという事を認識しなくてはなりません。ですから今日から100円に対する態度を変えましょう。

世界一の投資家であるウォーレン・バフェットも

「1ドルでさえもお金を失う事が何より嫌い」

と言っているのです。それは、彼が今日1ドルを失う事は将来得られる100ドル、1000ドルを失う事に等しいと言う事を知っているからに他なりません。

皆さんは今の100円を大切にしていますか?

この小さなお金に対する態度を変えることがお金持ちになるためには絶対に必要だと本書で何度も書かれています。

 

お金を貯めるためにやらなくてはならない事

これは主に2つのことを記しています。

・収入源を増やすこと

・漏れ穴をふさぐこと

 

自分の富を増やすためには、収入を増やすこと・支出を減らすこと、またはその両方しかないと言っています。

ほとんどの人は主な収入源として「仕事」を持っておりますが、その収入を貯めようとしても貯める器に漏れ穴がありそこからお金が流れ出てしまっています。

 

まずはその漏れ穴がどのようなものなのかを知らなくてはなりません。代表的なものとしては

・家賃
・自動車
・保険
・税金
・娯楽費
・借金

などがあります。

お金持ちになりたいのであれば、これらのお金が流れ出る原因をすぐに止める必要があります。先延ばしにするのではなく、今日から実行をしましょう。

このことに対して筆者は次のように述べています。

貯蓄したり生活を切り詰めることは決して楽しいものでは無い。しかし、金持ちになりたいのであればあなたが今どんな状況であろうともこの漏れ穴を一刻も早く塞がなくてはならない。

「お金を貯める」と言う事は様々な本に書いてありますが、この本の良いところは、最初に『お金に対する根本的な認識を変えてくれた』と言うところにあります。

 

収入を増やすこと

収入を増やす際にとても大切になるのが収入の流れには2種類あるという事を理解することです。

それは『それきり型』『一生型』で自分の収入がどちらに当てはまるのかまずは理解する必要があります。

例としては

『それきり型』
・アルバイトなどの労働収入
・物販などの収入

 

『一生型』
・印税
・著作権使用料
・起業家のビジネス収入

筆者は、『収入源を作るときは必ず一生型のものを選べ』と述べています。

それでは、どのような収入の流れを作ればよいか。それが株式投資です。

株の取引などよくわからないと言われる方もいますが、筆者はとてもシンプルな方法を提案してくれています。

株式投資をするには様々な知識を要するように感じるかもしれませんが、継続的に利益を上げるための重要なカギとなる知識はほんの少ししかない、と著者は述べています。具体的に知っておかなくてはならないポイントは次の3つです。

・どの株を買えばよいか
・いつ買えばよいか
・いつ売ればよいか

 

要するに「買う株を選別して買うタイミングと売るタイミングをおさえておけばよい」と言う事です。そして本の著者はこのポイントについても答えています。

・どの株を買えばよいか⇒全て

市場を読むという事は絶対にできない。なので株を買うなら全て丸ごと買う。

長期的にみれば市場全体は上がり続けるので特定の株ではなく市場全体を買うという事です。例えばS&P500のようなインデックスファンドを指してます。

 

・いつ買えばよいか⇒今すぐ

買うのが早ければ早いほど投資の期間を長く持てるので、いち早く始めるべき。

著者は「毎月の収入の50%をインデックスファンドに回すべきだ。そうすれば必ずお金持ちになれる。」と述べています。

 

・いつ売ればよいか⇒10年から25年後

長期に渡って投資するほどリスクは小さくなります。

短期的には上下があったとしても長期的には上がっていると言うのが今までの相場のため、長期で運用を行えば高い確率で勝てると述べています。

 

ここで注意しなくてはならないのは、著者が述べているインデックスファンドは海外のものであって日本のものでは無いという事です。

 

いかがでしたでしょうか?

今回の紹介した内容はほんの一部ですが、お金持ちになるための知識は身につけられたかと思います。

更に詳しくは是非本を手に取ってご覧ください。

コメント